見えにくい舌側矯正(裏側矯正)-つのだ矯正歯科|埼玉県久喜市の矯正歯科

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見えにくい舌側矯正(裏側矯正)

見えにくい舌側矯正(裏側矯正)

舌側矯正(裏側矯正)とは、矯正装置を歯の裏側に装着して歯を動かしていく治療法でリンガル矯正とも呼ばれています。この方法は表から装置が見えにくく目立ちにくいので、美容や審美面を気にされる方に非常に人気があります。また、歯の裏側に装着することで、表側に比べて虫歯のリスクが低いというメリットもあります。

カスタムメイド舌側矯正装置(ハーモニー)

カスタムメイド舌側矯正装置(ハーモニー)

カスタムメイド舌側矯正装置(ハーモニー)

これまでは、既製品のブラケット(矯正装置)を使用して舌側矯正(裏側矯正)を行っていました。しかし、個々の患者さまの歯の形態は異なるため、装着時に違和感が出ることが多く、調整が難しいという課題がありました。このため、治療の精度や快適性に影響が出るケースもありました。

カスタムメイド舌側矯正装置(ハーモニー)

ハーモニー(HARMONY)は、デジタル技術による完全オーダーメイド設計でこれらの課題を克服するシステムです。歯列を精密にスキャンし、CAD/CAM技術を活用して設計することで、患者さまごとの歯の形態にフィットするブラケットとワイヤーを製作します。装着時の違和感を軽減しつつ、治療精度・快適性を向上させます。また、従来の装置に比べ、ブラケットが薄いため脱落や剥離が起きにくくなります。

ハーモニー(HARMONY)

カスタムメイド舌側矯正装置(ハーモニー)

ハーモニー(HARMONY)は、患者さま一人ひとりの歯列に完全フィットするよう設計されており、100%オーダーメイドで製作されます。従来の舌側矯正装置に比べて快適性が大幅に向上しており、より精度の高い治療結果を期待できるシステムです。

ハーモニーはフランスの矯正医Patrick C. Curielによって考案・開発されたシステムで、日本ではハーモニーを学び専門講習を受けた認定医のみが取り扱うことができます。このため、安全性・技術性の高い治療を受けることが可能です。

ハーモニー(HARMONY)の特徴

デジタルテクノロジーによるオーダーメイド設計

デジタルスキャンとCAD/CAM技術により患者さまの1本1本の歯の形状に合わせて高い精度で設計されているため、舌面形状にフィットして違和感が軽減されます。

高精度なアーチワイヤー

ロボット制御によって形成されたアーチワイヤーは、治療計画に忠実に機能し、最適な結果を実現します。ワイヤー素材はニッケルチタン、ステンレススチール、ベータチタンから選択でき、患者様のニーズに合わせた対応が可能です。

セルフライゲーションシステム

ブラケットが開閉式シャッター構造を持ち、ワイヤーの摩擦抵抗が非常に少ないため、歯の移動が早く痛みも少ないです。

快適でコンパクトな装置

ブラケットベースは厚さ0.2mmと薄く、フラットな設計で口腔内の違和感や発音障害を軽減します。

治療時間の短縮

ステップごとにワイヤーを製作しているため、複雑な調整が少なく、治療の効率化と時間短縮に寄与します。

衛生管理の改善

汚れのたまりにくい設計に加え、歯の裏側は唾液の流れがあるため、虫歯のリスクが軽減するので、矯正期間中の口腔内の衛生状態を良好に保つことが可能です。

治療の流れ

Step1.型取り

ブラケットとワイヤーを製作するために、歯型を採取して技工所に送ります。

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Step2.デジタルデータの作成

歯型を元に模型を製作して3Dスキャナで読み取り、デジタルデータを作ります。

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Step3.矯正装置の製作

CAD/CAMシステムでブラケットとStepごとに使用するワイヤーを一括して設計し製作します。

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Step4.治療開始~装置の装着

コンピュータで設計した位置に正確に装置を取り付けて、矯正治療を開始します。

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Step5.調整期間

1ヶ月~1ヶ月半に一度通院し、Stepごとのワイヤーに交換して歯の動きを調整します。あらかじめ製作したワイヤーを使用するため短時間で調整が終わります。

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Step6.装置の取り外し~保定期間

全てのStepを終えた段階で装置を外します。その後、保定装置を装着して歯を固定させます。

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Step7.治療終了

歯が完全に安定すると、矯正治療はすべて終わりです。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さまの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
    また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
    加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。